令和 2年 12月定例会(第4回) 令和2年 第4回
龍ケ崎市議会定例会会議録(第1号) 令和2年12月4日(金) 午後1時30分 開 会 議事日程 第1
会期決定の件 第2
会議録署名議員の指名 第3 諸般の報告 第4 陳情について 第5 議案第1号 市税外諸収入の
滞納金督促手数料及び
延滞金徴収条例の一部を 改正する条例について 議案第2号 龍ケ崎市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例に ついて 議案第3号 龍ケ崎市
介護保険条例の一部を改正する条例について 議案第4号 龍ケ崎市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特 定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の 一部を改正する条例について 議案第5号 龍ケ崎市まいん「健幸」
サポートセンターの設置及び管理に関 する条例の一部を改正する条例について 議案第6号 龍ケ崎市
高砂運動広場の設置及び管理に関する条例の一部を改 正する条例について 議案第7号 龍ケ崎市
地域公共交通協議会条例の一部を改正する条例につい て 議案第8号 龍ケ崎市
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条 例について 議案第9号
工事等請負契約について (龍ケ崎市
学校給食センター整備事業) 議案第10号 和解に関することについて 議案第11号 令和2年度龍ケ崎市
一般会計補正予算(第10号) 議案第12号 令和2年度龍ケ崎市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4 号) 議案第13号 令和2年度龍ケ崎市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第14号 令和2年度龍ケ崎市障がい
児支援サービス事業特別会計補正予 算(第2号) 議案第15号 令和2年度龍ケ崎市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第 2号) 議案第16号 令和2年度龍ケ崎市
介護サービス事業特別会計補正予算(第1 号) 議案第17号 令和2年度龍ケ崎市
下水道事業会計補正予算(第2号) (
市長提案理由説明) 出席議員 21番 鴻 巣 義 則 議長 1番 山 宮 留美子 議員 2番 久米原 孝 子 議員 3番 大 野 みどり 議員 4番 札 野 章 俊 議員 5番 櫻 井 速 人 議員 6番 石 嶋 照 幸 議員 7番 金剛寺 博 議員 8番 伊 藤 悦 子 議員 9番 山 村 尚 議員 10番 加 藤 勉 議員 11番 岡 部 賢 士 議員 12番 石 引 礼 穂 議員 13番 山 崎 孝 一 議員 14番 後 藤 光 秀 議員 15番 滝 沢 健 一 議員 16番 椎 塚 俊 裕 議員 17番 油 原 信 義 議員 18番 大 竹 昇 議員 19番 後 藤 敦 志 議員 20番 寺 田 寿 夫 議員 22番 大 野 誠一郎 議員
地方自治法第121条の規定による本日の
出席説明員 中 山 一 生 市 長 川 村 光 男 副 市 長 平 塚 和 宏 教 育 長 龍 崎 隆 市 長 公 室 長 菊 地 紀 生 総 務 部 長 清 宮 恒 之 福 祉 部 長 岡 田 明 子
健康づくり推進部長 斉 田 典 祥 市 民 生 活 部長 松 田 浩 行 産 業 経 済 部長 宮 本 孝 一 都 市 整 備 部長 松 尾 健 治 教 育 部 長 猪野瀬 武 秘 書 課 長
議会事務局職員出席者 森 田 洋 一 事 務 局 長 松 本 博 実 課 長 午後1時33分開会
○
鴻巣義則議長 ただいまから令和2年第4回
龍ケ崎市議会定例会を開会いたします。 本日は全員出席であります。開 議
○
鴻巣義則議長 これより本日の会議を開きます。
地方自治法第121条の規定により,議長において出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付の印刷物のとおりであります。
△日程第1
会期決定の件
○
鴻巣義則議長 日程第1,
会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は本日から12月18日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴻巣義則議長 ご異議なしと認めます。よって,
今期定例会の会期は本日から12月18日までの15日間と決定いたしました。
△日程第2
会議録署名議員の指名
○
鴻巣義則議長 日程第2,
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,22番
大野誠一郎議員,1番
山宮留美子議員を指名いたします。
△日程第3 諸般の報告
○
鴻巣義則議長 日程第3,この際,諸般の報告を申し上げます。 まず,報告第1号 出納検査の報告につきましては,
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき,令和2年度8月分,9月分,10月分の出納検査の報告であり,同条第3項の規定により,
監査委員より議長に報告があったものであります。 次に,報告第2号 定期監査の結果報告につきましては,
地方自治法第199条第4項の規定に基づき,
市民生活部市民窓口課,
教育委員会教育総務課,
教育センターの監査であり,同条第9項の規定により,
監査委員より議長に報告があったものであります。 次に,報告第3号
議長会関係の会務報告であります。 いずれも印刷物をもってご報告を申し上げます。
△日程第4 陳情について
○
鴻巣義則議長 日程第4,陳情についてを議題といたします。
今期定例会においてご審議をいただきます陳情につきましては,お手元に配付の文書表のとおりであります。これを所管の
文教福祉委員会に付託いたします。
△日程第5 議案第1号から議案第17号までについて
○
鴻巣義則議長 日程第5,議案第1号から議案第17号まで,以上17案件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し,提案理由の説明を求めます。
中山一生市長。 〔
中山一生市長 登壇〕
◎
中山一生市長 改めまして,皆さん,こんにちは。 本日は,令和2年第4回
龍ケ崎市議会定例会にお集まりをお願いいたしましたところ,議員の皆様にはご参集をいただき厚く御礼を申し上げます。 また,今回も
アクリル板のご配慮をいただきましたことについても,議長をはじめ,議員の皆様に感謝を申し上げます。 最初に,昨日発生いたしました刃物を使用した事件について,議員の皆様にもご心配をいただきましたので,簡単に経緯を報告させていただきます。 昨日の午後4時,
竜ケ崎警察署から事件発生の連絡があり,
防災行政無線放送の依頼がありました。市は,
防災行政無線,
防災アプリ,ツイッター,
LINE等により市民に向けて,そして,
教育委員会からは保護者に向けたメールなどにより市民や
子どもたちの安全確保を図りました。その後,午後9時7分,
当該関係者が確保されたとの連絡が警察署からあり,夜分ではありましたが,9時40分に
事件関係者確保に関する情報を放送いたしましたのは,議員お聞きいただいたとおりでございます。ちなみに,これに関して市民から30件程度の問合せがあったとのことです。 以上で,この件に関しての報告とさせていただきます。 さて,今月に入り,1月上旬の寒さと言われるような最高気温が10度を下回るような冬の日が続いています。 先月は4日に3年ぶりの木枯らし1号が観測されたかと思えば,下旬にかけて春一番のような強い風の日があったり,全国で史上初となるような夏日を記録する暖かい日が続きました。 しかし,季節は二十四節季の小雪から大雪に移る,いよいよ冬が深まる季節となっています。年の瀬が近づくにつれ,だんだんと西高東低の気圧配置の日が多くなり,気温の低下や空気の乾燥とともに,日々の体調管理にも十分な備えが必要な時期となってまいります。 特に,今年の冬は,現在,いわゆる第3波とも言われている
新型コロナウイルス感染症と
季節性インフルエンザの同時流行も懸念され,最大限の警戒の中で迎える,例年とは異なる特別な冬となります。 季節性の風邪や
インフルエンザは,予防の徹底により感染者が激減しているとのことで,予防の有効性を証明する一方で,
新型コロナウイルスの感染力の高さも示しています。 議員の皆様におかれましては,適切な
感染症対策も含めて,十分健康にご留意の上,この難局を乗り越えるために,そして,市政発展のため,引き続きご活躍いただきますようお願い申し上げます。 それでは,提案理由の説明に先立ち,お時間を頂いて幾つかの報告を申し上げます。 はじめに,
新型コロナウイルス感染症対策についてです。
新型コロナウイルス感染症の
感染者数が全国的に急増しており,
感染拡大が始まってから最も大きな波となっている第3波を抑え込むため,
感染拡大防止に向けた対策も新たな局面を迎えています。 茨城県内でも,11月下旬頃から感染者が急激に増加しはじめ,11月の21日と28日には1日当たりの
新規感染者確認数が今までの最大となる66人を記録するなど,これまで以上に緊張感を持っての対応が求められる事態となっています。 県では,先月11日から,
緊急事態措置等の強化・緩和に関する判断指針となる
茨城版コロナネクストの
対策ステージを,感染が拡大している状態を示すステージ3に引き上げるとともに,現在は人口1万人当たりの1週間の
新規陽性者数が1.5人以上となっている近隣の取手市,牛久市など,現段階で12自治体を「
感染拡大市町村」と位置づけ,
当該自治体を対象に,今月13日までを期間とする不要不急の外出自粛,また,酒類,お酒などを提供する飲食店及び接待を伴う飲食店の営業時間短縮を要請し,対策をより強化しているところです。 本市では,それらの自治体に囲まれながらも,市民の
皆さん一人ひとりのご努力により,
クラスターの発生など,大規模な感染はまだ確認されていません。
感染者数の増加も比較的抑えられている状況です。改めて,市民の皆さんや事業者の皆さんの真剣な対策,対応に敬意と感謝を申し上げます。 しかし,第3波の出口が見えない中にあって,絶対に気を緩めることは許されません。 県が公表している資料では,
感染拡大市町村の判断基準としている,人口1万人当たりの1週間の
新規陽性者数は,本市では先週の時点で1.05と,決して油断できない数値となっています。 市民の皆さんへの改めてのお願いとなりますが,
感染予防対策は,自分のためだけでなく,家族や職場の同僚,周囲の皆さんのためと考えることが大切です。いつ,誰が,どこで感染してもおかしくない状況では,自分が感染している可能性も想定し,周囲への思いやりを最優先にお過ごしいただきますようお願いいたします。
マスク着用,小まめな手洗い・消毒,換気,3密防止などなど,基本的な感染予防はもちろんのこと,さらに,大人数や長時間の飲食など,
感染リスクが高まるとされている五つの場面は,極力回避することが求められています。
感染拡大を防止するための茨城県のシステム「
いばらきアマビエちゃん」について,事業者の皆さんには事業者としての登録と宣誓書の掲示を,そして,市民の皆さんには訪問先での利用登録をお願いいたします。 また,感染した患者さんや家族の皆さんなどに心ない言動や行動がされているとの情報も耳にする機会があります。闘うべきはウイルスであります。不要な詮索や誹謗中傷などにつながるような言動や行動などはあってはならないことです。 引き続き,正しく恐れ,適切な対策を取り,良識ある行動を取ることで,
新型コロナウイルスの
感染拡大阻止に力を合わせてまいりましょう。 また,
感染拡大防止と
社会経済活動の両立を目指していく中にあっては,
感染拡大を阻止するための取り組みと併せて,
市民生活や
地域経済を守るための施策に積極的に取り組んでいかなければならないと考えています。 本市では,これまで議員の皆さんのご理解,ご協力を頂きながら,緊急的な財政措置を講じ,
子育て世代等に対する
生活支援や飲食店をはじめとする中小企業,
個人事業主の皆さんへの
経済的支援など,幅広い視点での施策展開に努めてまいりました。 そして,今定例会においても,
地域活性化に資するイベントを新しい生活様式に即した形で実施するための費用や文化・芸術団体及び
スポーツ関連団体の活動継続を支援するための費用,各
コミュニティセンターでの講座開催などの活動等を支援するための
無線LAN配備にかかる費用等,
市民生活や
地域経済を守り,持続可能なものにさせていくための様々な施策の実施にかかる費用を
補正予算として計上させていただいたところです。 引き続き,
基礎自治体として何ができるのか,何をすべきなのかを常に考えながら,
市民生活や社会経済が停滞しないよう,
スピード感を持った対策を講じてまいる所存でありますので,ご理解,ご協力をお願い申し上げます。 次に,サプラスクエア「サプラ」への
公共施設の整備についてです。 これは,主に
コロナ禍における
公共施設利用者の
安全性確保等を目的とした取り組みで,サプラ2階のテナントを活用し,
中央図書館の
サテライト機能を持つ
図書館スペースを整備するとともに,現在,1階に設置している
市民窓口ステーションを移転し,集約して整備するものです。 この取り組みは,本年8月に,サプラを運営する
筑波都市整備株式会社,そして,サプラの
キーテナントである
株式会社イトーヨーカ堂と締結した,
地域活性化等に関する
包括連携協定に基づく
連携事業の一環でもあり,協定が目指す活力ある地域社会の形成や市民の
生活利便性の向上に大きく寄与するものと期待しているところです。
中央図書館の
サテライトについては,貸出窓口を分散させることによる
感染防止対策,居場所としての機能など,新たなニーズへの対応,
新規利用者の掘り起こしを主眼に,親子連れが快適に過ごせるスペースやテレワークスペースとしても活用可能な
学習スペースを広く確保するなど,多くの市民が集う商業施設に設置するにふさわしい特色ある施設にしていきたいと考えています。来年9月の開設を目標に,所要の作業を進めてまいります。 次に移ります。
子育て環境日本一に向けた
保育所新設の取り組みについてです。 本年第3回定例会の冒頭において,
新設保育園の事業中止についてご報告をさせていただいたところですが,
子育て環境日本一を目指す本市にとって,新たな保育園の設置は喫緊の課題であるとの認識から,改めて保育所の新設に向けて,
プロポーザル方式による事業者の選定を進めてまいりました。 複数の事業者から応募があったところですが,選考の結果,
社会福祉法人朱白会を
開設予定事業者に決定し,令和4年4月1日までの開設に向けて準備を進めていく運びとなりました。 施設定員は90名,予定地は馴馬町地内,
学校給食センター第一調理場の道路を挟んで北東側となっています。 本市では,保育所の定員拡大や
保育士等修学資金貸付制度等の施策を展開し,
待機児童解消に鋭意努めているところですが,今般の新しい保育所の開設により,大きく前進できるものと期待を寄せています。 次に,つぼみ園の移転についてです。 つぼみ園は,平成13年の開設以降,障がい児の
支援事業所として多くの
子どもたちの発達支援に関わってきました。もともと
城南中学校の余裕教室を利用して,療育指導などを必要とする児童等を対象に,日常生活における基本的な動作を習得し,集団生活に適応することができるよう,様々な
支援事業を行ってまいりましたが,
登録児童数の増加等を背景に,保護者の皆さんからは,もう少し広い施設で療育の機会を増やしてほしいといったご意見が寄せられてきたところです。 そのような中,令和4年度の
城南中学校と
愛宕中学校の統合が決定されたことをきっかけに,将来的な機能充実の考え方を踏まえながら,既存施設の継続利用や
公共施設再編成の視点も含めて再整備の方向性を検討してまいりました。 そして,
療育環境向上の観点から,
八原保育所脇の市有地に単独施設として新設・移転することとし,名称についても,あらゆる
子どもたちの発達を支援するという意味で,「
こども発達センターつぼみ園」に変更することといたしました。 来年秋頃の開設を目指す新しい施設では,落ち着いて様々な個別療育を受けられる療育室を整備するなど,より充実した療育環境の整備を図るとともに,相談体制の強化や交流の場づくりなど,さらなる機能強化に努めてまいります。 最後に,「第1回
龍ケ崎たつの
こハーフマラソン大会」の開催についてです。 本市初となる
マラソン大会開催に向けて,今年の6月に,
龍ケ崎ハーフマラソン大会実行委員会を設立し,
コロナ禍の中での開催の可否も含めて,どうしたら安全・安心に開催できるかという視点を重視しながら検討を進めてまいりました。 そして,先月25日に開催された第2回
実行委員会において,
公益財団法人日本陸上競技連盟が,
感染拡大を最大限防ぎながら大会の再開を目指すという趣旨で策定した,
ロードレース再開についての
ガイダンス等に基づき提案した大会規模や
運営手法等についてご審議をいただき,記念すべき第1回大会を来年5月9日の日曜日に開催することを決定したところです。
感染防止対策に万全を期すため,種目は
ハーフマラソンのみとし,参加資格も高校生を除く18歳以上の
県内居住者2,500人と限定させていただきました。 当初の計画よりも規模を縮小した形での開催とはなりますが,安全・安心に開催できる
マラソン大会として,そして,来年は東京2020として準備をされてきた
オリンピック・
パラリンピック大会の開催の年でもありますので,この本市初の
マラソン大会開催を通して,本市出身で
オリンピック出場を予定している野口啓代選手など,まち全体で応援する機運を高めるための大会として,大いに盛り上げ,まちの元気につなげてまいりたいと考えています。 それでは,本日提案させていただきます議案17件の概要についての説明に移らせていただきます。 はじめに,議案第1号 市税外諸収入の
滞納金督促手数料及び
延滞金徴収条例の一部を改正する条例についてです。 これは,令和2年度税制改正により,地方税における延滞金及び
還付加算金の割合等が見直され,「
特例基準割合」の用語の意義及び名称の見直しも行われたことから,これに準じて定める本条例における延滞金の割合の特例についても,
地方税法と同様の用語等の改正を行うものです。 次に,議案第2号 龍ケ崎市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてです。 これは,議案第1号と同様に,地方税における延滞金に準じて定める本条例における延滞金の割合の特例について,
地方税法と同様の用語等の改正を行うものです。 次に,議案第3号 龍ケ崎市
介護保険条例の一部を改正する条例についてです。 これも,議案第1号及び第2号と同様に,地方税における延滞金に準じて定める本条例における延滞金の割合の特例について,
地方税法と同様の用語等の見直しを行うとともに,その他所要の改正を行うものです。 次に,議案第4号 龍ケ崎市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業並びに
特定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてです。 これは,子ども・
子育て支援法の改正に伴い,本条例において引用する同法の条項に移動が生じたことから,所要の改正を行うものです。 次に,議案第5号 龍ケ崎市まいん「健幸」
サポートセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてです。 これは,まいん「健幸」
サポートセンターについて,
利用ニーズに対応しつつ,事業の充実を図ることを目的として,その休館日を見直すため,所要の改正を行うものです。 次に,議案第6号 龍ケ崎市
高砂運動広場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてです。 これは,旧
北文間小学校の体育館及び多目的広場を運動広場として市民が利用できるよう,本条例に「
北文間運動広場」の利用時間,料金等の必要な事項を追加し,本条例の名称を変更するなど,所要の改正を行うものです。 次に,議案第7号 龍ケ崎市
地域公共交通協議会条例の一部を改正する条例についてです。 これは,
地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の改正により,同法に基づき作成する計画の名称が改められたことに伴い,本条例における同計画の名称など,所要の改正を行うものです。 次に,議案第8号 龍ケ崎市
下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてです。 これは,
下水道事業の
公営企業会計への移行に伴い定めた,
会計管理者に行わせるその権限に属する事務について見直し,現行の運用に即したものとするため,所要の改正を行うものです。 次に,議案第9号
工事等請負契約についてです。 これは,龍ケ崎市
学校給食センター整備事業について,議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により,議会の議決を求めるものです。 なお,仮契約額は19億5,360万円となっております。 次に,議案第10号 和解に関することについてです。 これは,平成30年度の道の
駅護岸改修工事について,前年度の平成29年度に行った道の
駅護岸実施設計業務委託により作成された設計書に基づき同工事を実施したところ,その安全性の問題から中止となったことに関し,市が
工事請負事業者に
出来高精算金として支払った額のうち,その6割相当となる527万円を
当該実施設計業務の受託者が負担し,一方,
当該実施設計業務受託者が修正設計のために実施した地質調査の費用482万7,600円を市が負担することで和解することについて,
地方自治法第96条第1項第12号の規定により,議会の議決を求めるものです。 次に,議案第11号から議案第17号までは,令和2年度の各会計の
補正予算に関する議案です。 今回の
補正予算全体に関しましては,
工業団地拡張事業及び
介護サービス事業特別会計を除く全ての会計で,国の
人事院勧告に基づき議員及び特別職を含む職員の
期末手当支給率の引下げを反映させたほか,時間
外勤務手当や退職手当の変更など,人件費の補正をしています。 また,
新型コロナウイルス感染症の影響により延期または中止となった主要な事業等に関する経費を減額補正しています。 それでは,個別の会計ごとにご説明いたします。 まず,議案第11号 令和2年度龍ケ崎市
一般会計補正予算(第10号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,624万6,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ351億3,034万5,000円とするものです。 まず,歳入については,
新型コロナウイルス感染症対策関連の財源として,新たに県支出金の地域企業活力向上応援事業費として8,227万2,000円を計上しています。 これは,大きな打撃を受けている中小企業支援に対する財源として,既に事業化しているプレミアム商品券事業,事業継続金緊急
支援事業及び事業継続特別家賃事業等に充当するものです。 これにより,国庫支出金の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で財源充当していたものを減額し,他の事業へ振り替えています。 また,
感染防止対策事業等の執行状況や決算見込みを精査し,各事業別の計上額を交付限度額の範囲内で調整を行っています。 続いて,その他の歳入の主なものです。 国庫支出金は,障がい者自立支援給付費,障がい児施設給付費及び生活保護費は,執行状況による歳出額の補正に伴い,法定の負担額を計上しています。 特別定額給付金給付事業費及び事務費は,事業完了による精算です。 社会資本整備総合交付金は,宅地耐震化推進事業における大規模盛土造成地地質調査費に対する交付金が前倒しで採択見込みであることから900万円を計上しています。 県支出金は,国庫支出金と同様に,障がい者自立支援給付費及び障がい児施設給付費を増額しています。
後期高齢者医療保険基盤安定等負担金は,広域連合への納付金の確定に伴い,2,141万8,000円を増額するものです。 安心こども
支援事業費は,認定こども園の保育室改修工事に対する県補助相当額として429万9,000円を計上するものです。 消防団・自主防災組織等連携促進
支援事業費は,自主防災組織活動育成事業に関する県補助として193万8,000円を計上しています。 財産収入は,一般不用品売払収入として消防関係自動車及び小型動力ポンプの売却収入分の327万5,000円を計上しています。 繰入金は,地域振興基金繰入金を東京
オリンピック・パラリンピックの開催延期に伴い,シティセールスプロモーション事業に計上した関連予算を減額したため,同額の300万円を減額し,みらい育成基金繰入金を創業促進事業補助金への充当財源として150万円増額しています。 繰越金は,本
補正予算の財源調整のため4,124万9,000円を計上しています。 諸収入は,給与改定による職員の派遣先からの負担金の調整のほか,道の
駅護岸改修工事精算金は,議案第10号に関連して,工事中止に係る合意により当該工事設計業者から市へ支払う527万円を精算金として計上するものです。 市債は,斎場施設整備事業債で工事完了に伴い,20万円を減額し,文化会館の非常用発電機更新工事の財源として,文化会館施設整備事業債3,000万円を計上しています。 続いて,歳出の主なものです。 人件費の補正のほか,総務費は,シティセールスプロモーション事業で,東京
オリンピック・パラリンピックの開催延期に伴い,パブリックビューイング関連経費300万円を減額しています。 公共交通対策費は,補助対象事業者がノンステップバスの導入を見送ったことから,購入費補助金の70万円を減額するものです。 道の駅整備事業は,議案第10号に関連して,護岸改修工事中止に関する合意に基づき,当該工事実施設計の修正に際し,新たに必要となった牛久沼地質調査費482万8,000円を計上するものです。 民生費は,生活保護扶助費,児童扶養手当支給事業,子育てのための施設等利用給付費などで,令和元年度の国庫支出金と県支出金の精算を行っています。 また,障がい者自立支援給付費,障がい児施設給付事業及び生活保護扶助費は,給付費の不足見込額を増額しています。 その他,さんさん館管理運営費は,雨天時に発生する雨漏り解消のための屋上笠木改修工事費173万8,000円を計上しています。 保育所等施設整備事業は,市内の
保育施設1カ所で,令和3年度から1歳児の受入れ定員を増やすことを目的とした保育室の改修費に対する補助金644万7,000円を計上しています。 衛生費は,保健衛生事務費で,保険証のマイナンバー利用開始に当たり,必要となる健康管理システム修正費202万4,000円を計上しています。 まいん「健幸」
サポートセンター管理運営費は,実施している健幸講座受講者の9割相当が65歳以上であり,講座内容が介護保険事業に該当することから,当該事業費分を介護保険事業特別会計に振り替えるものです。 妊産婦健康診査等事業は,不妊治療助成金を申請実績から見込まれる不足額201万2,000円を増額しています。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策費は,8月に設置しましたPCR検査センターの運営業務に従事する職員に対して支給する特殊勤務手当等の増額や感染症予防対策の啓発ガイドブックの作成及び配布,
コミュニティセンターにフリーWi-Fi用アクセスポイントの設置,
中央図書館の2階和室を学習室に転用することにより密を回避し,利用環境を整備するための改修工事費及び備品購入,職員の出勤時の検温を実施するための非接触式体表温度検知器の設置,本庁舎や各出張所へのキャッシュレス決済システム対応機器の購入,そして,
インフルエンザ予防接種助成対象を妊婦及び高校1年生から60歳未満の基礎疾患を持っていらっしゃる方まで拡充するための費用等を計上し,総額で4,073万7,000円を増額しています。 農林水産業費は,農業公園湯ったり館管理運営費で,長寿命化計画策定を業務委託から直営で実施することとしたため720万5,000円を減額しています。 商工費は,
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策費で,
感染拡大防止の観点により実施を見送ったJR龍ケ崎市駅誕生及び関東鉄道竜ヶ崎線開業120周年記念イベントを,
感染防止対策を施し,新しい生活様式に留意しながら,内容を再検討の上,開催することとし,関係機関等で組織する
実行委員会への交付金として300万円を計上しています。 商工事務費は,令和元年台風第15号及び第19号災害特例による中小企業への融資制度の信用保証料及び利子補給金の公費負担分として151万9,000円を計上しています。 創業
支援事業は,創業促進事業補助金150万円を増額しています。 土木費は,宅地耐震化推進事業で,簡易地盤調査を実施した奈戸岡地区が第2次調査を行う必要があるとの診断結果から,早期に安全性の確認をするため,地質調査を前倒しで実施するもので,委託料として1,845万8,000円を計上しています。また,この事業は,年度内で完了することが困難なことから繰越明許費を設定しています。 道路排水管理費は,点検により不具合が確認された若柴排水ポンプ場の改修費用として416万6,000円を計上しています。 都市計画事業費は,
新型コロナウイルス感染症の影響により,つくばの里工業団地の都市計画決定等が遅れているため,都市計画決定図書作成に関する委託料307万2,000円を減額し,継続費の変更により同額を令和3年度に計上するものです。 都市公園管理費は,龍ヶ岡公園の大型遊具周辺の芝生の維持補修のための費用として251万6,000円を計上するものです。 市営住宅管理費は,老朽化に伴う緊急修繕等に関する委託料として216万円を増額するものです。 消防費は,自主防災組織活動育成事業で,自主防災組織連絡協議会と流通経済大学の共催事業として,防災意識と健康体力づくりの機運を高めるため,ハザードマップ等で浸水区域とされる場所を歩くウオーキング大会を実施する費用として,委託料50万円のほか所要の経費を計上しています。 教育費は,
新型コロナウイルス感染症緊急教育対策費で,GIGAスクール構想でも必要となるデジタル教科書の購入として572万9,000円を増額し,学校給食費相当額給付金は,申請期間終了により実積を反映し312万7,000円を減額しています。 小学校教育振興費及び中学校教育振興費は,GIGAスクール構想に関してのパソコン端末購入の契約締結による不用額を減額しています。
新型コロナウイルス感染症緊急文化芸術対策費は,文化協会加盟団体を対象に,
コロナ禍における団体活動の事業継続・活性化を支援するため,1団体につき3万円を補助する費用として117万円を計上しています。 文化会館管理運営費は,緊急時の対応に万全を期すため,非常用発電機の更新工事費4,000万円を計上しております。この事業は,年度内で完了することが困難なことから,繰越明許費を設定しています。
新型コロナウイルス感染症緊急体育活動対策費は,総合運動公園等の指定管理者を対象に,事業継続支援補助として300万円,また,スポーツ団体等を対象に,
コロナ禍における団体活動の事業継続・活性化を支援するため1団体につき3万円を補助する費用として171万円を計上しています。 旧
北文間小学校転用事業は,来年4月からの体育館の供用開始に向け,カーテンの更新や卓球,バドミントン,バレーボール,フットサルの備品購入費用として440万円を計上しています。 新
学校給食センター建設事業は,本議会に提案しています契約予定額に合わせて測量及び基本設計に係る委託料1,099万3,000円を減額しています。 なお,継続費についても同様に,総額及び年割額を変更しています。 債務負担行為補正は79件を追加しています。これは,来年度当初または来年度早期に契約の履行が必要なものについて,本年度中に適正な契約手続を行うためのもので,履行期間が複数年度にわたるものが6件,単年度のものが73件となっています。そのうち,建設事業の早期発注,次年度当初からの着工による工事の平準化に資するため,今年度中に契約事務を行う,いわゆるゼロ市債が2件となっています。 また,既に債務負担行為として設定してあった,財務会計システム構築及び利用契約については,次期最上位計画策定に合わせて導入時期が延期されたことから,今年度においては契約事務手続を行わないため設定を廃止するものです。 次に,議案第12号 令和2年度龍ケ崎市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ479万3,000円を減額し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ72億3,623万8,000円とするものです。 この
補正予算は,
人事院勧告に基づく職員給与費の減額のほか,県支出金の減額分を基金積立金で調整するものです。 債務負担行為は,来年度当初から契約の履行が必要なものについて,新たな5件を設定しています。 次に,議案第13号 令和2年度龍ケ崎市
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,620万円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ52億4,398万6,000円とするものです。 この
補正予算は,職員給与費において,
人事院勧告に基づく減額及び会計区分の変更に伴う増減調整のほか,介護保険の各種給付費の不足分の補正を行い,国県支出金,支払基金交付金,繰入金などで調整したものです。 また,まいん「健幸」
サポートセンター管理運営に係る費用の一部を利用実態により一般会計から介護保険特別会計へ振替を行います。 債務負担行為は,来年度当初から契約の履行が必要なものについて,新たに13件を設定しています。 次に,議案第14号 令和2年度龍ケ崎市障がい
児支援サービス事業特別会計補正予算(第2号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1万8,000円を減額し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,762万3,000円とするものです。 この
補正予算は,
人事院勧告に基づく職員給与費の減額のほか,障がい児通所
支援事業収入及び自己負担金の減額分を一般会計繰入金で調整するものです。 債務負担行為は,令和3年度に開設予定の児童療育施設に関するリース契約のため新たに設定します。 次に,議案第15号 令和2年度龍ケ崎市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,313万3,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ16億4,039万9,000円とするものです。 この
補正予算は,
人事院勧告に基づく職員給与費の減額のほか,決算見込みにより
後期高齢者医療保険料や
後期高齢者医療広域連合納付金を増額しています。 また,高齢者の保健事業と介護予防を一体的に実施する事業に対して,
後期高齢者医療広域連合からの補助対象となることから,介護保険事業特別会計より所要の人件費の振替を行います。 債務負担行為は,来年度当初から契約の履行が必要なものについて,新たに2件を設定しています。 次に,議案第16号 令和2年度龍ケ崎市
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)についてです。 これは,既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ80万7,000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,220万7,000円とするものです。 この
補正予算は,実績見込みにより,ケアプラン作成に関する委託料を増額するものです。 次に,議案第17号 令和2年度龍ケ崎市
下水道事業会計補正予算(第2号)についてです。 これは,収益的収入及び支出の予定額について,公共
下水道事業収益を159万6,000円増の25億891万8,000円,農業集落排水事業収益を2万7,000円減の6,457万3,000円とし,公共
下水道事業費用を159万6,000円増の23億1,187万4,000円,農業集落排水事業費用を2万7,000円減の6,527万9,000円とするものです。 また,資本的収入及び支出の予定額について,公共
下水道事業資本的収入を5万1,000円減の7億1,575万4,000円とし,公共
下水道事業資本的支出を5万1,000円減の14億7,724万4,000円とするものです。 この
補正予算は,
人事院勧告に基づく職員給与費の減額のほか,収益的支出では,緊急修繕に備えた修繕費や下水道接続補助金を増額しています。 債務負担行為は,来年度当初から契約の履行が必要なものについて,新たに4件を設定しています。 以上が,本日ご提案をさせていただきました議案の概要です。 慎重審議の上,適切なご決定をいただきますようお願いを申し上げまして,提案理由の説明とさせていただきます。
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鴻巣義則議長 この後,休憩中に全員協議会室において議会運営委員会の開会を願います。 暫時休憩いたします。 午後2時19分休憩 午後2時22分再開
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鴻巣義則議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 休憩中に開かれました議会運営委員会の審議の経過と結果につきまして,委員長よりご報告願います。 滝沢健一議会運営委員長。 〔滝沢健一議会運営委員長 登壇〕
◆滝沢健一議会運営委員長 休憩中に開かれました議会運営委員会の審議の経過と結果につきまして,ご報告申し上げます。 ただいま全員協議会室において
今期定例会の会期日程について審議の結果,お手元に配付されました日程表のとおり決定をいたしましたので,よろしくお願いいたします。 以上で報告を終わります。
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鴻巣義則議長 滝沢健一委員長報告のとおり,
今期定例会の会期日程は,お手元に配付の日程表のとおりであります。 次の本会議は,12月9日午前10時より本会議場において再開いたします。 また,議案質疑の発言通告は,12月7日午後5時までに議長の手元に提出願います。 最後になりますが,この後,議案等の提案理由説明書を書面にて配付させていただきます。 本日は,これをもって散会いたします。 午後2時24分散会...